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攻殻機動隊展

OUTLINE

1989年に士郎正宗による原作漫画『攻殻機動隊』が発表されてから37年。
その間、押井守、神山健治、黄瀬和哉、荒牧伸志といった異なる時代の監督たちによって、作品は多様なストーリーを生み出してきました。
本展は、アニメ制作30周年を記念して『攻殻機動隊』のあらゆる作品を一堂に集め、その歴史を横断的に体験できる初めての大規模展覧会です。

歴代監督陣が手がけた各作品に加え、2026年放映予定のサイエンスSARUが手掛ける新作アニメに関連する作品も展示予定。さらに、シリーズ全体の制作の過程で生まれた膨大な原画、設定資料、絵コンテなど、未公開資料を含む1000点以上の貴重な資料公開や、インタラクティブな体験型展示、本作品に影響を受けた現代アーティストやクリエイターとの共創によるインスタレーション展示など、本展ならではの体験を提供します。

ニュース

攻殻機動隊とは

『攻殻機動隊』は、1989年に漫画家・士郎正宗が講談社の「ヤングマガジン海賊版」で連載を開始したSF漫画です。
電脳戦や格闘などで優れた能力を持つ全身義体(サイボーグ)の草薙素子。階級「少佐」の彼女をリーダーとした攻性の部隊「攻殻機動隊」が、高度複雑化する凶悪犯罪に立ち向かう姿を描いた物語です。リアルで精密な描き込みとともに、サイバーパンク的な要素や哲学的なテーマを探求しながら、人間とテクノロジーの融合、個人のアイデンティティなどについて深く考察しています。

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Director's MESSAGE

  • 押井 守
  • 「攻殻機動隊 Ghost in the Shell」「イノセンス」監督

    押井 守

    Mamoru Oshii

    ゴーストとシェル。その関係はゴーストの中にシェルがある、それが「Ghost in the Shell」だと思う。ゴーストは人に限らず、人形にも植物にも宿る。何か調和のとれた、穏やかなもの。囁いてくるもの、風のように。
    この系列作品の共通点は、未来的なビジョンである。原作漫画の世界観に基づき、各々の監督が作品を描いてきたが、どれも士郎正宗のポリシーを一歩も離れていない。離れられないのだ。だからこそ全てスピンオフとも言え、それがこの作品の良さでもある。

    その展覧会が横断的というからには、サブカルとして順不同な入口があるべきだと思う。アニメはもちろん、原作漫画も実写も含めて視野に入れてほしい。それでこそ初めて横断的展覧会になる、と私は思う。

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アクセス

会場

TOKYO NODE GALLERY A/B/C

東京都港区虎ノ門2-6-2
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー45F

攻殻機動隊展

  • 会期

    2026年1月30日(金) ー 2026年4月5日(日)

  • 開館時間

    月曜日 12:00-18:00
    火~木曜日 12:00-21:00
    金曜日 12:00-18:00予定 ※イベントなどにより異なる
    土曜日、日曜日、祝日 10:00-21:00
    ※最終入場:各日閉館30分前

  • 会場

    TOKYO NODE GALLERY A/B/C 東京都港区虎ノ門2-6-2
    虎ノ門ヒルズ ステーションタワー45F